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『街のリズム、江ノ電。鎌倉・腰越』 [水彩画とスケッチ]

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江ノ電は藤沢と鎌倉を33分で結ぶ。
この間はほぼ10キロだから、平均速度は20km/hに届かない。
料金は藤沢〜鎌倉が300円。
ちなみにJRの運賃は10キロまでが200円だから割高である。

そんな江ノ電に初めて乗ったのは1970年か71年。
小さな電車が民家の軒先すれすれを走ること、
木の床に染みこんだオイルの僅かな匂い、
それくらいの記憶しか残っていない。
そのスレスレは今も変わらず、
「木の床」の車輌は運が良ければ、今でも乗ることが出来る。

逗子に住むようになって、ほぼ半世紀ぶりに江ノ電も利用するようになった。
いずれ路線各地の風景も描こうと思い、さてどこから描こうか?
海あり、山?あり、トンネルも多々、名所になった駅もある。
そんななかで、まずは腰越の街を走る江ノ電を選んだ。

この姿が今の江ノ電らしいかどうかはともかく、
街のリズムを刻んで走る電車の姿に気持ちが惹かれた。

F4(34×24cm) 水彩

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『光の春』 [水彩画とスケッチ]

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友人から九州・宮崎で開かれる「まちかどギャラリー」というイベントに誘われた。

逗子やその周辺の絵を何点か送れとの依頼。
記憶の中の「逗子の絵」を思い浮かべながら、
他の絵もあれこれひっくり返していると、これが現れた。
一年以上も前のこの絵、実は描いたことも忘れていた、、、

場所は神奈川県逗子の披露山公園。
かつては海軍の高射砲台が据えられていたという一風変わった公園。
海抜は90メートルを超え、とにかく眺めは素晴らしい。

その公園の端から逗子・葉山の海を見下ろし、目にとどいた光。
もちろん見たままの風景ではなく、記憶に残った光の残映。
季節は春、心地良い南風は今の時季に的外れではあるけれど、
思い出しついでに、ということで。

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「空から降る音楽、静かな時」 [水彩画とスケッチ]

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モーツァルト、クラリネット協奏曲イ長調 K.622第2楽章。

この旋律が聞こえてきそうな長閑な秋空。
そんな心静かな秋もつかの間、今日は木枯らしの気配すら感じる。
今年の秋は何処へ行ってしまったのだろう。

秋らしい一日を思い出しながらの一枚。
「空から降る音楽、静かな時」(逗子・小坪港)
F6(39×31cm) 水彩

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霧の朝、逗子・小坪港。 [水彩画とスケッチ]

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寒さが緩んだ春先のある日、濃い霧が逗子を覆った。
近所の丘も家並みも、乳白色の湿った空気の向こうに隠れたまま。
思い立って、小坪港の様子を見に行く。
濃霧のピークは逃してしまったが、
それでも、いつもとは違う白灰色の光景を見せてくれる。

海を仕事場にしている人々には迷惑な霧かもしれないが、
幻想的な光景はまるで映画のワンシーンのようだ。
晴れ上がった明るい空は気持ち良いが、
ときには、この朝のようなアンニュイなシーンも良いもの。

『霧の朝』
F6(40×31.5cm)ホワイトワトソン 水彩

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今ごろになって葉桜、鎌倉・光明寺。 [水彩画とスケッチ]

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霧雨に濡れながら、ポッポッと咲く紫陽花の花、
乳白色の光の中で控え目な薄紫が浮かぶ。

そんな時期に何とも季節はずれな桜の絵。
場所は鎌倉の材木座にある光明寺。
ここは桜の名所としてもよく知られていて、
年季の入った木々に咲く桜は見応えがある。

が、今年はその見頃を外してしまい、
慌てて訪れた日(4月12日)は、すでに葉桜・・・
いつでも歩いても行ける距離、
その安心感がチャンスを逃したのかもしれない。

見たのも遅ければ、描くのも時期外れ、、、
来年は外さないようにしよう。

『鎌倉・光明寺の葉桜』 
F6(31.5×39.5cm) Montval CANSON 水彩

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逗子、田越川の桜。 [水彩画とスケッチ]

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今年はソメイヨシノの見頃を逃した。
ぐずぐずしているうちに、あっという間に散ってしまった。
ま、諸般の事情というのもあるわけで、これも致し方ない。

絵は4月1日の逗子市内の田越川。
葉桜一歩手前の光景をちょっと満開に戻す。
これは絵の特権なり。

『逗子・田越川の桜』 F4変形・水彩

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高校美術部OB展の出品作品 [水彩画とスケッチ]

ponntaさんから出品作品のアップを、とコメントを頂き、
また記録のためとも考え、まとめました。
過去記事で掲載したものばかりです。

*第17回 南期会展 2016年3月22日〜28日 横浜・吉野町プラザ

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「春」(逗子の山桜)F6

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「夏」(鎌倉、比企が谷・妙本寺のノウゼンカズラ)F6

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「秋」(鎌倉、比企が谷・妙本寺)F6

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「秋」(鎌倉、扇ガ谷・海蔵寺)F6

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「Super Moon / Sep.2015」

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「冬」(逗子、神武寺)F6

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鎌倉妙本寺、最後の紅葉。 [水彩画とスケッチ]

20160308_myohonji_koyo.jpg

スマートフォンに桜の開花情報が届く。
お節介だなぁと思いつつ、つい見てしまう。

そんな時節に紅葉の絵とは、、、
この1月9日、鎌倉は妙本寺に残った数少ない楓のひとつ。
この一本と鐘楼近くの数本が、年を越してもまだ色づいていた。
日当たりの加減か、それとも個体差なのか、とにかく遅い出番だ。
それでもこの楓にとっては大事な季節の営みである。
来年は、いや今年はもっと早く染まった方が、みんな見てくれるよ。

今月下旬に、高校美術部のOB展がある。
それまでに春を描こうと思っていたのに、
そうなのだ、お正月の頃はたしかに硬い決意を持っていたはずなのに、
このままではすぐに夏になってしまう。

『鎌倉妙本寺、最後の紅葉』
F6(40×31cm)水彩
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描いて忘れない。 [水彩画とスケッチ]

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もう6年も前にたまたま見かけた猫、場所は目黒の林試の森公園。
冬の日差しを浴びながらほんとうにいい顔だった。
いまでも、その表情をはっきりと思い出せる。

散歩の途中で猫に出会えば、ときにカメラを向けることもあるが、
どうも「撮った表情」は直に忘れてしまう(私の場合、その傾向が強い)。
写真も絵も、どちらも見ることが始まりだが、
その記憶の因子は、脳内の微妙に違う場所に刻まれるのかもしれない。

6年前にもアップした絵。またかとは思うけれど、ふと思い出したので。

F6(39.5×30.5cm)コットマン・水彩
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逗子、神武寺薬師堂。 [水彩画とスケッチ]

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逗子市の東部に位置する神武寺の海抜は約80メートルほど。
同じ逗子の西の端にある披露山の展望台よりも低く、
例えば横浜のランドマークタワーなら、その20階にも満たない。
ではあるが、参道を登りつめ辿りついて目にする光景には、
その数字が信じられないほどに深山の趣がある。

お正月の四日、春のような陽差しに誘われて神武寺に向かう。
駅(JR東逗子)からの徒歩コースは約900メートル、
この絵の薬師堂から300メートルも離れていないところには、
高速道路(横浜横須賀道路)も走っている。
なのに、下界の喧噪に呑み込まれることもなく実に静かに佇んでいる。
しかも724年の創建というから、
かれこれ1300年ものあいだこの地にあったことに驚かされる。
もちろん、鐘楼や桜門など江戸時代の建物も多いが、
神武寺としてはずっとここにあったわけである。

さて、この神武寺、
近くの鷹取山は小学校の遠足で登った記憶はあるが、このお寺へは来ていない。
でも、その「じんむじ」という名前の響きは、
どういうわけか、幼い脳の片隅にインプットされていた。
どこか威厳があって、ちょっと怖そうな「じんむじ」という響き。

その(私にとっては)ちょっと厳粛なイメージを持つ神武寺を味わってきた。

『逗子、神武寺の薬師堂』
F6(40×31cm)水彩

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