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ナナ、逝く。 [ねこ と いぬ]

20081017_nana.jpg

極めて私的かつ感傷的な記事です。
ブログとはそういうもの、とも思いますが、
お気遣いのコメントを頂くのも心苦しく、
今回はコメント欄を閉じさせていただきます。



おとなしいネコだった。
といって神経が細いわけではなく、ここぞというときには存在感を発揮する。
どこか泰然自若といった趣きのあるネコだった。

我が家の三匹のネコの中では体格が一番良く、
慌てず騒がず悠然と歩き、ことあらば抜群の瞬発力、
そのわりに子猫のような可愛らしい声で鳴くところが、
アンバランスな可愛さを醸し出していた。
実に猫らしいネコだったと思う。

あれは七月だったろうか、
少し痩せはじめ、それまでとは違う吐き方をするようになった。
体重5.8キロほどと、ちょっと太り気味だったので、
少しダイエットしたほうが良い、などと考えていた。
が、七月も終わる頃になるとその痩せ方が一気に進んでしまった。
それと反比例するかのようにお腹がふくらみはじめる。

八月に入り、何度も動物病院で診察を受ける。
腹水がかなり溜まっているので、レントゲンでは分かりにくいが、
腸に何らかの異常があるのは確か、
毛玉の詰まり、腸の捻れや閉塞なども考えられるが、
たぶん腫瘍ができている、ひょっとすると中皮腫かもしれない、と。

血液検査をはじめ、超音波診断や造影剤による検査など、
あれこれと調べてもらうものの、
最終的にはお腹を開いてみないと分からない、と医師の話。
ただ、このころすでに体力がかなり落ち、
手術に耐えられるかどうか微妙とのこと。
ほんのひと月前は元気だったのに。

また、手術の結果、(可能性の最も高い)腫瘍が見つかったとしても、
それを取り除いて完治する可能性はきわめて低い。
あっという間に死を迎えるかもしれないが、
それまでのあいだ、精一杯良い思い出をつくってあげるのも、
ナナちゃんには幸せなことかもしれません。
医師のその話を聞き、結局のところ手術は諦める。

その後も、溜まった腹水を取り除いてもらったり、
できるだけの応急処置を受けたが、
衰えは日に日に増すばかり、
この一週間は水もスポイトで飲ませ、食べるものは流動食、
好物の鮭などは食べる意志はあるものの、喉を上手く通らないようだ。

以前は、キッチンのカウンターなど軽く飛び上がっていたのが、
八月も半ば頃には、いったん椅子に上がりそこから登るようになった。
それも、ネコらしくなく失敗することが増えた。

階段を上れなくなったのはいつ頃だったろう。
ひょっひょっと軽快に登る姿はもう見られなくなった。

この数日は、朝目覚めて真っ先にナナを見る。
お腹が動き、呼吸のしるしを確認するとほっとする。

今朝(8日)も、もう一人では行けなくなったトイレを済ませ、
水とわずかな流動食を口にすると、
昼頃には、もうどう見ても危篤状態になってしまった。
3時20分、胸に耳を当ててみても、もう心臓の動く気配がない。
そのほんのすこし前の、苦しそうなひと吐きが最後の呼吸だったのだ。

ナナ、2003年の7月生まれ。
十年とほぼ三ヶ月の生涯。
無くなる五日前の体重は3.8キロ。

もう息をしない体になってしまったけれど、
11日の火葬までのあいだ、精一杯おまえに触れ、顔を眺めるよ、
おっとりとして、でもいつも人の顔をちゃんと見るお前の瞳は忘れない。

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       もう無理と
       階段の下
       座り込む
       ひとみ虚ろに
       吾を見るナナ

         なきごえも
         か細くなりて
         横たわり
         瞳わずかに
         人を追うナナ

       すすり呑む
       流動食に
       ほんとうは
       鮭が欲しいと
       ナナのつぶやき

         骨だけの
         胸に我が耳
         押し当てて
         聴けど音無く
         ナナ永眠す

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まだ暑いじゃないか! ねこのこごと [ねこ と いぬ]

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昨日の夜、東京は26.5度もあったらしい、熱帯夜じゃないか、、、
今日も、32度を越えているとか。
先週の雷と雨の後に、
気持ちの良い秋がやってくる、
なんていうのはやっぱり虫の良い話だったのさ。(きたる談)
 

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フク、14歳で逝く。 [ねこ と いぬ]

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 14年前の冷たい雨の日に、勉強を終えて図書館から出た娘が、ずぶ濡れの捨て犬に出会ってしまった。生後3ヶ月くらいだろうか、獣医師の話では柴犬が少しと何代か前にはシェパードの血も入っているらしい。ようするに生粋の雑種である。私も家族も雑種犬が好きだから、それは問題ない。それよりも、前足にある深い傷に虐待を受けた気配がある、という話のほうが気になった。
 フク、雑種、14歳。7月27日亡くなる

 

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その後のシロ(ネコの事故死から一ヶ月) [ねこ と いぬ]

 美人だった「お母さん」、細面で端整な顔立ちの「プチ」、ちょっと頓狂な感じもする「シロ」、この三匹の平穏な暮らしが突然こわれてからひと月。

 玄関先で面倒を見ていた地域ネコのうちの二匹が相次いでクルマにはねられて、あっけなく亡くなってから今日でひと月が過ぎた。

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すっかりと落ち着いてきた現在のシロ

 

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ネコの「おかあさん」までも [ねこ と いぬ]

 あろうことか、プチの死で残された二匹のうちの「おかあさん」までも、クルマにはねられてしまった。通りがかった人の知らせで、駆けつけてみるとすでに息はなかった。

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プチの事故死 [ねこ と いぬ]

 今朝、ご近所の縁から面倒を見ていた地域ネコの一匹が、クルマにはねられて死んだ。

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こうして猫が来た。 [ねこ と いぬ]

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キタル、6才半。

 2001年の7月、カラスに突かれていたところを、ちょう
ど犬の散歩中だった家人が見つけたネコです。といってもカ
ラスはやはり手強い、犬を連れていなかったら助けられたか
どうか(と、これは家人から聞いた話し)。まだ手のひらに
乗るほどの大きさ。後になって獣医さんで診てもらったら生
後10日くらいとのこと。

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『ネコを撮る』を読む。 [ねこ と いぬ]

 岩合光昭著『ネコを撮る』(朝日新書)を読む。青梅で珍しくネコの写真を撮った二、三日あとに書店でたまたま見かけたもの。これも何かの縁、と購入。
 昨今はネコの写真を撮る人が増えているらしいが、私は被写体になりそうな彼らを捜してうろつくことはない。青梅でも偶然に出会ったから撮っただけである。もちろん、この不可思議な生き物はそうとうに面白く、撮り始めたらきっとハマルだろう、という予想はつく。


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オウメネコ [ねこ と いぬ]


野良ネコを「地域ネコ」と呼ぶようになった。イタリアでは「自由ネコ」と呼ぶらしい。梅見物に吉野梅郷へ出かけるが盛りは一週間ほど前とのこと。梅見物はそこそこにネコと遊ぶ。*このネコが自由ネコかどうかは不明。

青梅、吉野梅郷にて 21 Wed. MAR. 2007


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