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鎌倉妙本寺のノウゼンカズラ。 [水彩画とスケッチ]

20150802_nozenkazura.jpg


7月の11日、鎌倉妙本寺。
このお寺には、歩いても自転車でも行けるが、
まだ梅雨明け前とはいえ気温もそれなりに高い。
いちばん無難なバスを待つ。

ところでバスが冷房化されたのはいつ頃だろう?
全開の窓から入る風が唯一の“冷気”だった時代。
バスが停まれば風も止み、下手をすると砂利道の埃が舞い込んでくる。
大昔のそんな光景を思い出しながら、涼しいバスは材木座海岸を過ぎる。

終点の鎌倉駅のひとつ手前でバスを降り、歩き始める。
空気はまだ新しい朝(といっても陽はだいぶ高いけれど)の匂い。
賑やかな“レンバイ”(鎌倉市農協連即売所)、ここもいずれ描きたいポイントだ。
陽の当たり具合とか、人や自転車や車の動き、そんなこんなをしばし観察。
ひとまずは覚えの写真を撮っておこう。

賑やかな若宮大路を渡り、滑川に架かる夷堂橋を過ぎれば、
妙本寺の山門は目と鼻の先である。
駅前より三度は低い(と思う)空気と、ところどころ陽の差し込む鬱蒼とした木立。
山門を過ぎてすぐに現れるこの木立に、ときおり蝉時雨が重なる。

ノウゼンカズラは期待どおりに咲いていた。
お寺関係のオジサンによると、長雨で心配したがこの二三日は良く咲いているとのこと。
でも、夜のうちにけっこう落ちてしまうんですよ、とも話していた。
その落ちた花が綺麗に掃き集められた様子をtakenokoさんのブログで拝見しました。
朝の陽差しの中で、その燃えるような花塚?が四方に色を放射する様子、
その光景を見るならば、もっと早起きをしなければならない。

二天門脇に手水舎とノウゼンカズラがわずかに重なるアングルを見つける。
絵には人を入れなかったが、この日はカメラマン多し。
その様子を描く手もあったかもしれない。

『鎌倉妙本寺の凌霄花』
F6(31×40cm)水彩

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