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消えた i Pod と、ベートーヴェン。 [聴く・クラシック音楽]

ときどき使っていた i Pod Shuffle が行方不明。
気付いたのは去年の暮れのころだから、もう半年以上も見つからない。
鞄の中のどこか、あるいはコートのポケット?
そのうち、何処かからポロッと出てくるだろう、忘れた頃に。
だから、真剣に探さない。
そしてだんだんと存在そのものを忘れる。

それでも何の不都合も感じないのは、
たぶんソレを必要とはしていないのだ。

20110614_i Pod.jpg

かつてのウォークマン初代機もCDウォークマンも、
買ったわりにはあまり使わなかった。
車もカセットテープからCDへ変わったけれど、
聴くことは滅多にない。
まぁ、運転中に音楽に没頭するわけにもいかないし。

などと言いながら、それになんとも矛盾ではあるが、
最近仕事中に聴いているのは“Beethoven Radio”。
流れてくるのは文字どおりベートーヴェンの曲だけ、
その徹底ぶりが面白い、ネットの時代ならではだ。
(i Tune → ラジオ → Classical の中にある)

ながらのベートーヴェンというのも、どうかとは思うけれど、
でも、ふとエロイカの第四楽章やレオノーレの序曲第三番などが
流れてくると、妙にうきうきするのだ。

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山に咲く桜 [水彩画とスケッチ]

20110616_yamazakura.jpg

何の変哲もない里山に開く桜が好きだ。
植林された杉の林に囲まれて、ちょっと窮屈そうだけれど、
それでも、時が満ち花開く姿は美しい。

つぼみが膨らみ始めると、山は控えめな色合いをまといはじめる。
まるで全体がひとつの有機体になって生きているようだ。
少しずつ湿り気を帯びはじめた空気も、
山の色の変化に合わせてやわらかくなる。

川沿いの整備された並木や堀端の桜も美しい、
満開の桜の下のいわく言い難い気持ちの高ぶりも捨てがたい。
でも、やはり山の桜が好きだ。

この春はそれを見損なったのが心残り、
名所でなくても良い、人知れず咲く里山の桜を、来年は見よう。
そしていつか、西行の歌を道しるべに吉野の桜でも見物したいもの、
ま、趣はまったく違うけれど。


絵の場所は宮ヶ瀬湖(神奈川県)近くの山桜。
今年はこんな山桜を見ないうちに春が行ってしまった。
それどころか、もう梅雨の季節。
この光景を見た三年前の記憶と写真を頼りに描いた一枚。

山の桜
F6(40×31cm) ウォーターフォード・ホワイト

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