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レオン・フライシャーのピアノ(NHK芸術劇場) [聴く・クラシック音楽]

20091207_Fleisher Szell.jpg

 レオン・フライシャーの演奏に接したのは、ジョージ・セル/クリーブランド管と録音したレコードが最初だった。ベートーヴェンの協奏曲全集、シューマンとグリーク、それとブラームスのピアノ協奏曲。どれもセルを聴くために求めたLPで、たまたま共演者がフライシャーだったということ。
 いまではあまり聴かなくなってしまったこのLP、セル/クリーブランドのカチッと引き締まった造形美と、テンポもタッチもそれに良く合ったピアノ、その印象は強く残っている。

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ブログを少し離れて見る、と。 [日々の記録]

 とある縁から、とある新聞社のサイトに私のブログがほんの少し紹介された。極めて個人的なブログも、違う媒体を通すと、やや客観化されて眺められる(気がする)。

 4年ほど前、オートバイに乗っていた時に、あるバイク雑誌から取材を受けたことがある。これはカラー3頁で、記事のボリュームもそこそこにあるものだった。取材からひと月後、届いた掲載誌の自分の姿を、覚めた感覚と照れの入り混ざった思いで眺めた。

 自分のこと、それも趣味的な領域でもあるし、記事を読んでもどこか面映い。が、ちょっと距離をおいて己を眺めるのも、たまには良いかもしれない。

タグ:ブログ
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年の暮れに、『年暮る』を見る。 [絵の周辺と展覧会]

                  20091220_toshikuru.jpg

『京都はいま描いといていただかないとなくなります。京都のあるうちに描いておいてください。はじめてそれを東山さんに言ったころ、私は歩きながら、山が見えない 山が見えない と我にもなく悲しんでいたものだ。みにくい安洋館が次々と建ちはじめて、町通りから山が見えなくなったのである。・・・』

 川端康成が東山魁夷に送った手紙を、後に川端自身が述懐した文章である。この川端の想いに応えて東山は『京洛四季』を描いた。そのうちの『年暮る』と『春静』、それと『緑潤おう』、『秋彩』、この4点が「没後十年記念・東山魁夷と昭和の日本画展」の「第四章:魁夷が描く京の四季」として展示されている。関東平野だけが晴れマークの日曜日、その絵に会いに広尾の山種美術館へ向かった。

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共通テーマ:アート

塩沢宗馬、風景画展のお知らせ [絵の周辺と展覧会]

10月27日にお知らせした
『ふるさとの情景を描く 塩沢宗馬 風景画展』が
新年の2日から8日まで日本橋の丸善で開かれます。
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会期:2010年1月2日(土)〜1月8日(金)
   *最終日は午後5時閉場
会場:丸善・日本橋店・3Fギャラリー
   東京都中央区日本橋2-3-10 Tel. 03-6214-2001
DMハガキから
“名もないローカル鉄道や路線バスを乗り継いで、絵を描き
 続けてまいりました。どんな土地にもそこに暮らす人々の
 うみだす、心打たれるふるさとの情景があります。そんな
 風景を水彩にたくして描いた約40点を展示致します。
*おもなスケッチ取材地
 留萌本線・釧網本線・近江鉄道・都営荒川線・京福電鉄・
 上信電鉄・JR信越線・伊豆急行など
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友人である塩沢宗馬氏の水彩画展、
ご興味のある方は是非、足をお運びください。
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旧前田邸のイチョウ。 [水彩画とスケッチ]

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 駒場にある旧前田侯爵邸の北側に一本のイチョウの樹がある。去年の秋にその見事な黄葉に出会った。建物と周りの高い樹木に囲まれた少し薄暗い空間に、そこだけスポットライトが当ったような眩しい光景が広がっていた。

 一年が経った同じ頃合、この秋の様子を見に行く。去年は描けなかったイチョウの黄葉を、今年は描いてみよう、と。


 

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