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秋日記:鎌倉紅葉三点セット・12月4日 [日々の記録]

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デイパックにはA4版のスケッチブックと鉛筆、それとサインペン。きっと今年も紅葉を描くのだろうという予感は大いにあるわけで、いちおう最低限の描く道具は持っていく。が、12月最初の晴れた日曜日、こんな日に名だたる名所でスケッチなど出来るわけがない。結局、描きそうな、いや描いてみたくなる光景はカメラに収めることになる。

20161204_kachonomiyatei_640.jpg

以前は混んでいようが、お構いなしに現場でスケッチをしていた。が、その場面の何に気持ちが動いたのか、良く分からぬままに描いてしまうこともある。目の前を肉眼で見ているのだから間違いないはずではあるが、少し時間をおいて写真を見返すと、思ったほどには記憶に残らない場面もあれば、たまにはその逆もある。このあたりのことは、もっと落ち着いて、きちんと考えなければイケナイ。が、ともかく、そんなことを言い訳にして、最近はもっぱら帰ってから描くことが多い。

20161204_houkokuji_640.jpg

この週末でそろそろ終わりそうという巷の噂に煽られて、出かけた鎌倉。
銀杏の葉も盛大に舞い散って、確かに最後かもしれない。

*写真は、上から浄妙寺、旧華頂宮邸、報国寺。


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「節絵」ってナニ? 「1:1+√2」って? [絵の周辺と展覧会]

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鎌倉で開かれている「節絵展」を訪れた。
節絵って何?なんとなく見当はつくけれど、ほとんど知らない世界。
なにごとも素直な目で見るのがいちばん!と、まずは予備知識を持たずに向かう。

目当ては7月、由比ガ浜で開かれた『すみわたらむ』、
そのときに印象深かった天内純子さんの日本画。 
この天内さんはじめ“平面作家”13名と“台座作家”の
計26名の作家の組み合わせによる四季の設え、あるいは新しい床の間とも。

日本家屋の柱を意識したサイズと飾り方、この視点は興味深い。
といっても自宅に柱は無く、それよりなにより床の間もない。
それでも、この小さな世界が折々の日常に
新鮮な空気を届けてくれそうな、そんな予感もする。
(平面作品の実サイズは天地21.7cm×左右9cm)

ところで、短冊にも似た細長い「節絵」のプロポーションは「1:1+√2」の白銀比。
この数字から得られる矩形は仕事でも幾度となく使ってきた。
ところが、それを「白銀比」としてきちんと意識することはほとんど無かった。
何十年もグラフィックデザインの世界にいるが、これではモグリと言われても仕方がない。
気持ちを新たに「節絵」プロジェクトのメンバーの方から詳しい話しを伺い、
初めて知ったことも多々、、、あぁ、ベンキョーせなあかん!

これまで水彩紙の定型を、何とはなしに受け入れてきたけれど、
さてこの白銀比に自分なら何をどう表現するのだろう?
そんな新たな感心が湧いてくる。

12月4日まで・場所は鎌倉彫会館 *Facebookに「節絵展(2016冬春)」有り。

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秋日記:逗子・池子の森・11月13日 [日々の記録]

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目黒に住んでいたころ、代々木公園によく出かけた。
自宅から自転車に乗って約2.5キロ、
人工物が目いっぱいに詰まった都内では、息の抜ける貴重なエリアだ。

ご近所さんに教えられて向かった「逗子・池子の森自然公園・緑地エリア」。
ここも(今の)自宅から自転車で2.5キロ。
明るく開放感のある広場と周囲の森との対比、ため息が出るほど素晴らしい。

ここは戦前から時代の波に揉まれ続けたエリアであり、
今も米軍からの返還運動が続いている。
その歴史的な経緯はともかく、この自然が残されたことは素直に喜びたい。

上の写真は13日の朝。小川から立ちのぼる水蒸気がユラユラ、とても音楽的な光景。

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紅葉の彩りを期待して夕方にも訪れたが、
直前まで出ていた陽差しは雲に遮られ、光の演出はいまひとつ。
それでも晩秋の楽しみがひとつ増えたことは嬉しい。
ま、次回に期待しよう。
ただ、土・日・休日のみの開園とは残念、毎日でも通いたいところなのに。



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七里ヶ浜にて [日々の記録]

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10月最後の日没。
無風、暑くもなく寒くもなし。
夜の気配が忍び足で近づく頃合い、
トンビは雲の翼に負けじと舞い、人々は夕暮れを見つめる。

10月31日、鎌倉市七里ガ浜・行合橋河口にて

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『光の春』 [水彩画とスケッチ]

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友人から九州・宮崎で開かれる「まちかどギャラリー」というイベントに誘われた。

逗子やその周辺の絵を何点か送れとの依頼。
記憶の中の「逗子の絵」を思い浮かべながら、
他の絵もあれこれひっくり返していると、これが現れた。
一年以上も前のこの絵、実は描いたことも忘れていた、、、

場所は神奈川県逗子の披露山公園。
かつては海軍の高射砲台が据えられていたという一風変わった公園。
海抜は90メートルを超え、とにかく眺めは素晴らしい。

その公園の端から逗子・葉山の海を見下ろし、目にとどいた光。
もちろん見たままの風景ではなく、記憶に残った光の残映。
季節は春、心地良い南風は今の時季に的外れではあるけれど、
思い出しついでに、ということで。

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逗子、秋日記。十月二十三日・みずすまし [日々の記録]

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逗子海岸のいちばん南寄り、そこに流れ込むのが田越川。
写真はその河口からほんの2、300メートルの地点。
幾つものSUPが静かな川面を滑るように進む。
長閑な秋の昼下がり、スイースイー

音もなく  ミズスマシの  秋日和


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逗子、秋日記。十月二十三日・岩殿寺 [日々の記録]

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岩殿寺(がんでんじ)は逗子の久木(ひさぎ)にある。
創建は古く721年、花山法皇、後白河法皇も参詣したとされている。
まぁ、明治ですら大昔なのだから、
1300年も昔のことなど、考えるだけで目眩を覚える。

鎌倉や逗子には、谷戸の奥や山の上に建つお寺がいくつもある。
この岩殿寺も住宅街を抜けて山門に辿りつくと、
その先にけっこう急な石段が待っている。
十月も下旬というのにちょっと汗ばんでくるほどの段数。
が、あえいで登った高台から見下ろす眺めは、
遠くに海を望む遠近感といい高度感といい、なかなかに魅力的だ。

もちろん、眼下に広がる逗子の街を視界から消すことはできない。
でもニンゲンは想像する動物でもある。
無理を承知で街の気配を消し、千年の昔をイメージする。
まぁ、頼りない想像力ではあるけれど。

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観音堂から降りる途中、日向ぼっこ中のカマキリを発見。
彼(あるいは彼女)は鎌倉時代にもこんなふうに陽を浴びていたのだろうか?


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秋日記 [日々の記録]

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:秋日記:
もう少しススキがあれば、もう少し秋っぽくなるのに、、、
それでも四季折々の、この高台から眺めに惹かれる。

夏日の18日、逗子・披露山から葉山方面を見る。
東京から移って四年と少し、この眺めが身近にあることに感謝。

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「空から降る音楽、静かな時」 [水彩画とスケッチ]

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モーツァルト、クラリネット協奏曲イ長調 K.622第2楽章。

この旋律が聞こえてきそうな長閑な秋空。
そんな心静かな秋もつかの間、今日は木枯らしの気配すら感じる。
今年の秋は何処へ行ってしまったのだろう。

秋らしい一日を思い出しながらの一枚。
「空から降る音楽、静かな時」(逗子・小坪港)
F6(39×31cm) 水彩

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SUN & MOON [日々の記録]

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イラストレーターの大石香織さんの個展「SUN & MOON」、
場所は稲村ヶ崎のgiogio factory、会期は10日まで。
混んだ江ノ電はたまらん!と、昨日(金曜日)そそくさと出かける。

“描かない絵”もあるけれど、おおよそ絵は描くことが多い。
見たとおりであろうが、想像の世界であろうがまずは描く。

紙の上に思い通りに線が引けたときの快感、
ふわっと広がる絵の具の滲み、
そんな楽しさが無かったら絵なんて描けない、と思う。

締め切りやら何やら、いろんなことがあるだろう、
でも、きっと楽しく描いているんだろうな、
肝心の絵の本質からは離れてしまうけれど、
そんなことを想像をしながら優しく丁寧な仕事を拝見した。


会場のgiogio factory はイラストレーターの伊藤正道さんのアトリエ兼ギャラリー。
伊藤さんの絵や仕事は、きっと見た人も多いと思う。
じつは伊藤さんとはもう20年近くも前、
仕事場のあったマンションで、ときおり顔を合わせていた。
富ヶ谷(渋谷区)の住宅街のちょっと洒落たマンション、
その中庭を挟んで伊藤さんの事務所とは反対側に私の事務所があった。

そして伊藤さんが2012年に亡くなられたことを、一昨日まで知らなかった。
たまたま同じ建物に事務所があっただけの縁ではあるが、
中庭の向こう、ガラス窓越しに見えた制作中の伊藤さんの姿はよく覚えている。

現在、giogio factory を運営されている姉上様から当時の、
また稲村ヶ崎にアトリエを作られてからの画風の変化など
いろいろなお話しを伺った。

これも何かの縁、しみじみと感じ入る秋の一日。

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